江戸時代の国際関係というと重要なワードは鎖国です

鎖国とは外部との関係を一切絶っているわけではありません

鎖国を正しく理解することは論述ネタとしては非常に大切です
まず、鎖国下での対外関係を整理しましょう

鎖国下の日本は大きく分けて、オランダ、清、朝鮮、琉球、蝦夷との対外関係を持っていました

順に見ていきます

・オランダ

長崎にあった出島のオランダ商館で交易が行われていました

オランダ商館長はオランダ風説書を幕府に提出していました

これは幕府にとって貴重な対外資料でした

鎖国下では海外からの情報が限定されていたので、このように外部の情報を得られる資料を幕府は重宝したんですね

・清国

これは長崎の唐人屋敷で交易が行われました

・朝鮮

朝鮮との交易は対馬の宗氏が独占していました

幕府の将軍就任の際の慶賀には朝鮮通信使が来日しました

・琉球

琉球は薩摩の島津氏が支配していました

将軍の代替わりの際には慶賀使、琉球国王の代替わりの際には謝恩使が幕府に派遣されました

この際に気をつけなければいけないのは琉球の服属状態です

琉球は薩摩に支配されながら、清国にも支配されている両属状態でした

・蝦夷地

蝦夷地との交易は松前藩の松前氏が独占していました

ここで気にしなければいけないのは商場知行制です

これはアイヌとの交易権を知行として家臣に与える松前藩独特の知行制度です