この時代の政治は一貫した目的があり、その目的の元に政策がなされています

その目的を明確にしながら記述の際にポイントとなる語句やフレーズを確認していきましょう
この時期の政治の目的、それは

天皇を中心とした中央集権国家体制の形成です

その時期、中央豪族の抗争に加え、物部氏や蘇我氏が台頭し、崇峻天皇が暗殺されるなど、天皇の権威は大分弱まっていました

国家形成の過程では中央集権化というのは必須なんですね

強い政府、中央の牽引によって強い国家が作られるんです

そうすると、強い国家を作るために天皇の権威をもう一度持ち上げて、中央集権体制を作る必要があるわけです

この時代の改革は摂政であった聖徳太子蘇我馬子によって行われました

二人がまず着手したのは

豪族の官人化です

豪族を官人として天皇の下で働かせようとしたんですね

そのために603年に制定されたのが冠位十二階なんです

冠位を才能、功績に応じて個人に授与することで柔軟な人材登用を図ると同時に世襲制の打破を狙ったんですね

それと同時に天皇権威を上げるために憲法十七条が604年に制定されました

これにより、官人への訓戒と天皇権威の強調がされたんですね

また、この時期には天皇記国記などの歴史書が編纂されたことも天皇権威の強調へと繋がります

このように一連の改革は中央集権化へと通じるものだったんですね